定義
- 子どもの時に発症した脳機能の障害
「発達障害者支援法」に定義されています。また、「障害者基本法」で精神障害者に含むと定義されています。
「精神障害者保健福祉手帳」の交付対象となりますが、知的障害を併せて持っている場合もあります。
自閉スペクトラム症
社会性の障害を持つ。
- 対人関係が苦手
- こだわりが強い
などの特徴があります。知的障害も持っている場合もありますが、知的機能の発達に遅れがない場合もあります。
こだわり行動に対しては、強く制止せずに適切に対応します。話し言葉だけでなく、メモや絵を使い分かりやすく表示するのは効果的です。
たくさんの情報を伝えようとすると混乱してしまいます。伝える時はあいまいにせず、明確に伝えるようにします。
学習障害
読み書きの障害です。読む・書く・計算することが苦手です。
知的発達に遅れはありません。脳機能の障害であり、親のせいでも本人の努力不足でもありません。
ADHD(注意欠陥多動性障害)
注意の障害です。
- 集中力がない
- じっとしていられない
- 衝動的に行動する
などの特徴があります。これも脳の障害です。本人の集中できる環境を作ってあげる支援が必要です。