第35回(令和4年度) 問題43
Lさん(83歳、女性、要介護1)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)である。一人暮らしで、週2回、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。
ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問すると、息子が来ていて、「最近、母が年金の引き出しや、水道代の支払いを忘れるようだ。日常生活自立支援事業というものがあると聞いたことがあるが、どのような制度なのか」と質問があった。
訪問介護員(ホームヘルパー)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1 「申込みをしたい場合は、家庭裁判所が受付窓口です」
- 2 「年金の振込口座を、息子さん名義の口座に変更することができます」
- 3 「Lさんが契約内容を理解できない場合は、息子さんが契約できます」
- 4 「生活支援員が、水道代の支払いをLさんの代わりに行うことができます」
- 5 「利用後に苦情がある場合は、国民健康保険団体連合会が受付窓口です」
受付窓口は社会福祉協議会です。,年金は受取口座は必ず本人名義です。,日常生活自立支援事業は本人が内容を理解して契約する必要があります。,その通り。,これは介護保険制度の苦情受付窓口です。