第35回(令和4年度) 問題76
Cさん(75歳、男性)は、老人性難聴(presbycusis)があり、右耳は中等度難聴、左耳は高度難聴である。耳かけ型補聴器を両耳で使用して静かな場所で話せば、なんとか相手の話を聞き取ることができる。
Cさんとの1対1のコミュニケーションの方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1 正面で向き合って話しかける。
- 2 高音域の声を使って話しかける。
- 3 耳元で、できるだけ大きな声で話しかける。
- 4 手話で会話をする。
- 5 からだに触れてから話しかける。
Cさんの状況からこれが適切。表情や口元の動きが伝わりやすい方が良いです。,老人性難聴では、高い音から聞こえにくくなります。,かえって聞こえずらくなることも。,手話の使用には訓練が必要です。,意味なくからだに触れるのは不適切です。