ユニット型施設

ユニット型施設とは何でしょうか?簡単に解説します。

ユニット型とは

ユニット型を簡単に言えば、、少数の個室共用スペースを組み合わせたものです。それらをひとつのまとまりとして、そのグループ単位での生活を基本とする施設のかたちといえます。

大きな特徴を3つに絞るとこんな感じです。

  • 10名以下の少人数のまとまり
  • ユニットごとのリビングスペース
  • ユニットごとの決まった介護職員

ユニット型の特徴

ユニット型施設は国によって積極的に整備が進められています。

大きな3つの特徴以外に、以下のような細かい特徴があります。

  • 食事はユニットごとにとる
    →基本はリビングスペースでとるが、べつに部屋で食べても良い
  • レクリエーションや行事もユニットごとに行う
  • トイレと洗面設備を個室か共用スペースに設ける
  • 家族や友人などが、気軽に宿泊できるように配慮する
  • 2ユニットごとに夜勤職員を1名以上配置する

ユニット型の何が良い?

こうした少人数のまとまりごとに支援する考え方をユニットケアと呼びます。

ユニットケアの大きな利点として、ひとりひとりに焦点を当てた個別ケアがしやすくなる点があげれます。

また、以下のような効果もあります。

  • 入居者同士の交流が生まれやすい
  • 担当の介護職員との関係が深まる
  • 家族的な雰囲気が生まれる
  • プライバシーを確保できる
  • 感染症が広がりにくい

これらの特徴を理解して、利点を引き出すような支援が必要となります。


▼国試番号
33-25 29-23 24-21 21-12

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