構音障害とは
正しく発音することができない状態です。口・舌・耳などの音に関連する器官に障害がある場合と、そうでない場合もあります。
コミュニケーションでは・・・
- じっくり耳を傾ける
- 分かったふりをしない
- 「はい」「いいえ」で答えられる質問
失語症
脳の機能の損傷によって、言葉の理解や表現に障害がある状態です。脳血管障害(脳卒中)の後遺症でよく見られます。
運動性失語(ブローカ失語)
言葉の理解はできているが、うまく表現ができなくなる失語です。
言われたことは理解しているため、ジェスチャーなどの非言語的コミュニケーションを交えてコミュニケーションをとります。ゆっくり、はっきりと話しかけることも大事です。
感覚性失語(ウェルニッケ失語)
言葉の理解が難しい失語です。発音は流暢な場合がありますが、意味を理解できていないため日常のコミュニケーションが困難です。
吃音
音の繰り返しが起こり、流暢に話せない状態です。「どもり」と言われる状態です。
吃音者とのコミュニケーションでは、吃音を指摘しないことを心がけます。