認知症の種類

アルツハイマー型認知症

半分以上をしめる一番多い認知症です。記憶障害、見当識障害、判断力の低下などの症状があります。

発症は緩やかで、徐々に進行するのが特徴です。

原因は確定していません。確実なのは、高齢者、女性に多いことです。

進行を遅らせる薬はありますが、治療薬はありません。

見当識(けんとうしき)障害

時間(いつ)・場所(どこ)・人(だれ)の順でわからなくなり日常生活に支障をきたす症状。

血管性認知症

アルツハイマー型認知症の次に多い認知症です。まだら認知症とも呼ばれ、運動マヒ、歩行障害などの症状があります。

原因は脳梗塞の場合が多く、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)がリスクのひとつです。

急に発症して、段階的に悪化していくのが特徴です。

まだら認知症

脳のどの部位を損傷したかによって、機能の低下にむらがあること。

レビー小体型認知症

アルツハイマー型認知症、血管性認知症に次いで多い認知症です。幻視、妄想、パーキンソン症状などがみられます。

一日の中で認知機能の変動が激しいのが特徴です。

パーキンソン症状

安静時振戦、無動・寡動、姿勢反射障害、筋固縮などの症状のこと。えんげ機能の低下による誤嚥性肺炎に注意が必要。

前頭側頭型認知症

前頭葉と側頭葉が委縮することによっておこる認知症です。

人格変化や常同行動が見られます。

常同行動

同じことを目的もなく繰り返す症状。

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