利用者本位とは
ひとことでいえば、「利用者本人の考えや決定を最大限尊重するという理念」です。
介助者の考えを押し付けるような一方的なサービスにならないように、本人の気持ちを引き出すような声掛けも必要です。
家族の意見を尊重することも大事ですが、決定をするのは利用者本人です。まず、本人の考えを聞く姿勢が望まれます。
望みをすべて叶えることではない
本人の決定を尊重する考え方であり、やりたいことをすべて叶えるという考え方とは違います。
専門職は、利用者本人の利益が最大となるように支援すべきです。本人の決定が本人にとって不利益になるのであれば、専門職としての専門性を生かして助言や支援をしていく必要があります。