バイステックの7原則とは
対人援助技術の原則です。
援助をおこなう際の基本原則として、アメリカの社会福祉学者のバイステックが提唱しました。
個別化
ひとりひとりの状況や個性に応じて援助するということです。
自己決定
利用者が本人の意思に基づいて決定できるように援助することです。
受容
あるがままを受け止めることです。
非審判的態度
援助者の価値観で利用者の行動を評価しないことです。
受容したうえで非難しないことがセットです。
出来ることをやらない利用者に対してもこれらの基本が原則となります。
統制された情緒的関与
自分の気持ちをコントロールして冷静に利用者に関わることです。
意図的な感情表出
利用者が感情を自由に表現できるようにこちらから働きかけることです。
秘密保持の原則
秘密を漏らさないことで信頼関係を築きます。